ユーザータグ : 蜂の記事 (1/1)
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- 2015/04/02 : 虫を食う花蜂!?口器にビックリ他 [昆虫など]
- 2014/05/31 : 5月下旬の昆虫2014 [昆虫など]
- 2011/06/20 : 刺さない蜂!?ライポン [昆虫など]

★昆虫など★〜メニュー〜
●カマキリの卵のうと積雪の関係
●メタリックに輝く虹色のハチ
●「さらばウシ年」な虫
●謹賀新年2010とら年
●怪獣のような幼虫!?
●ネコのような虫!?
●金色に輝くジュエリー昆虫
●クロゴキブリ滑空説は迷信!?
●木片そっくり【ツマキシャチホコ】
●ハチを思わせる蛾【ヒメアトスカシバ】【コスカシバ】
●ハチそっくりのカミキリ【トラフカミキリ】【キスジトラカミキリ】
●アブラムシも雪予想!?
●宝石昆虫タマムシ/玉虫の金蔵とは!?
●虹色ハムシと呼びたいアカガネサルハムシ
●ハートフルな亀虫エサキモンキツノカメムシ
●仰天!?眼をつむるシロコブゾウムシ
●アカボシゴマダラ急増中
●否!青リンゴの香り/オオクモヘリカメムシ
●極小ツタンカーメンの季節!?
●刺さない蜂!?ライポン
●ホントにいる!?リアルこびと虫づかん
●緑のベストがオシャレな幼虫:ホソバシャチホコ
●キマダラカメムシ東京進出/年々増える新顔昆虫!?
●ハチドリ虫か空飛ぶザリガニか!?
●真・青リンゴの香り/キバラヘリカメムシ
●仮面虫…かめn虫…カメムシ
●季節外れの桜:開花させた犯人は!?
●仮面虫!?…かめn虫…カメムシ 第2弾!
●蟻そっくりなアリグモ
●謎の幼虫大群:ケバエ
●フユシャク:翅が退化した♀/翅でニオイを嗅ぐ♂
●人面虫・奇面虫
●ネコ頭の虫!?
●空目フユシャク
●なんちゃってフユシャク?
●ゼフィルス的フユシャク!?
●花よりだんこ…虫
●美しいが目立たぬ蛾
●アオマダラタマムシ
●昆虫に写り込む
●ネズミ似の蛾
●手すりの昆虫ドラマ
●魔人顔のカメムシ
●エレガントな蛾キアシドクガ
●ミッフィー顔の幼虫!?ヒトツメカギバ
●シロシャチホコ幼虫の再生脚
●ラミーカミキリ@武蔵野
●マスダクロホシタマムシ
●肩甲骨カミキリ
●キリギリス幻想
●ヒメシロモンドクガの冬尺化!?
●死んでもタマムシ
●葉の上の龍!?
●緑のこびとウサギ!?ウラギンシジミ幼虫の線香花火
●ヒメシロモンドクガ:翅が退化したメス
●空飛ぶサソリ天狗虫!?
●10月のセミと桜
●茶色いハラビロカマキリ
●ハート亀虫羽化 見守るキリスト!?
●左右非対称な蛾?
●擬態と空目
●枯れ葉そっくりアカエグリバ
●フユシャクの婚礼ダンス
●ニホントビナナフシのオス@東京
●フユシャク探し
●夢見るゴリラなフユシャク!?
●1月にカミキリ【ヘリグロチビコブカミキリ】
●冬のカミキリ?
●フユシャクの口
●ユキヒョウ的フユシャク
●フユシャク♀34匹/日
●フユシャクの交尾・産卵・卵
●雪豹フユシャクふたたび+産卵&卵
●シロトゲエダシャク
●ぷちトランスフォーマー!?ミスジチョウ越冬幼虫
●3月のヘリグロチビコブカミキリ
●オカモトトゲエダシャクの変形翅
●トギレフユエダシャク&なんちゃってフユシャク:メスコバネマルハキバガ
●東京のトウキョウトラカミキリ
●リンガとガリン〜春の擬態
●ヨツボシチビヒラタカミキリ
●この冬みられた冬尺蛾
●ぷちクワガタ!?キボシチビヒラタムシ
●擬態する幼虫&蛹:アカボシゴマダラ
●虫たちでにぎわう手すり/ヨコヤマトラカミキリ他
●虹色の虫と虫偏の虹
●手のり文鳥より小さい指のりミミズク
●ゆるキャラっぽいオオムラサキ幼虫
●町の中でも見られる瑠璃色のぷちカミキリ
●カマキリ卵の大雪予言説はなぜ生まれたか?
●カマキリは大雪を知っていたのか!?
●イッシキキモンカミキリ/成虫飼育覚書
●ラミーカミキリ/オスとメスの違い
◎眼状紋と眼隠蔽模様
●視覚のダジャレ【空目】
●宝石蜂(jewel wasps)セイボウ
●宝石蜂セイボウの生活史起源考?
●たそがれるハイエナ!?眼が離れすぎの虫
●ホソオチョウ@狭山丘陵東京側
●蟻えないほど似てる虫!?
●触角がユニークなシリジロヒゲナガゾウムシ
●赤僧侶vs黒僧侶!?/アカシマサシガメとビロードサシガメ
●笑顔とハート(愛)のエサキモンキツノカメムシ
●ノコメエダシャクはなぜ傾いでとまるのか?
●ニホントビナナフシの雌雄モザイク
●黄色いトビナナフシ
●ニホントビナナフシ東京でも両性生殖
●絶滅危惧!?東京のウバタマムシ
●どんより曇りはフユシャク日和
●12月下旬のフユシャクなど
●2013年末のフユシャク
●フユシャクの産卵とその後
●フユシャクの産卵 before & after
●フユシャクの卵塊:1年経ってとけた謎
●1月にキボシカミキリ
●冬に飛ぶ極小カミキリ
●OLYMPUS STYLUS TG-2 Toughで昆虫写真試し撮り
●ヘリグロチビコブカミキリはなぜ冬に活動するのか
●雪中のヘリグロチビコブカミキリ
●注目されるカメムシ!?
●雪中の昆虫
●狭山丘陵のビッグフット!?〜大雪でわかったこと〜
●しおり糸の迷宮!?
●テントウムシに写り込む
●フユシャクの産卵:列状卵塊ほか
●オカモトトゲエダシャクはなぜ翅をたたむのか
●フユシャクの天敵!?
●カブトムシ《ツノのジレンマ》!?
●ど根性蛹!?
●小枝片的コブスジサビカキリほか早春の昆虫
●キカイダーテントウ!?ほか
●キアイを入れれば猫のスーパーマン!?な蛾
●ホソオチョウ2014春@東京
●背中に【T】:TokyoToraカミキリ@東京
●オスがメスの触角を噛むヨツボシヒラタシデムシの交尾
●切られた触角の謎(妄想的予想仮説?)
●ど根性ぬけがら〜シラケトラの唄など
●ヨコヤマトラカミキリ・ペア
●《オスによる触角切り》予想・ふたたび
●いとこの空似?エゴシギゾウムシとジュウジチビシギゾウムシ
●ラミーカミキリ&シラハタリンゴカミキリ
●ジンガサハムシの産卵〜光沢昆虫は難しい
●コブスジサビカミキリふたたび他
●初ウラナミアカシジミ&キアシドクガなど
●5月下旬の昆虫2014
●極小カミキリ/ニイジマチビカミキリとケシカミキリ
●托卵の機会をうかがうムツバセイボウ
●レッドV:ヒメハサミツノカメムシ
●インナーが美しいムツボシタマムシ
●アシナガオニゾウムシのぴっちり収納術
●ムツバセイボウふたたび
●ニイジマトラカミキリの《一手間くわえたデザイン感》他
●異形幼虫あらわる!
●怪虫シャッチー(シャチホコガ幼虫)イモコレ!2に!
●葉上のドラゴン:ウコンカギバ幼虫
●夏の昆虫たち
●ツノカメムシの異種ペア
●ミドリセイボウとルリジガバチ
●輝くミドリセイボウ
●宝石蜂ムツバセイボウ待機中
●シャチホコガ幼虫の威嚇ギミック!?
●黄金色のコガネムシ
●トロピカルな天狗
●白い後翅を持つハエ!?
●ゴールドX:セモンジンガサハムシ
●若齢シャッチー(シャチホコガ幼虫)
●開閉する眼!?トリック&ギミック
●緑のベストを着たネコ!?
●隠し絵@ホソバシャチホコ幼虫
●紫のピカチュウ!?ウラギンシジミ幼虫の線香花火
●昆虫のギミック&トリック
●カラカルワーム他
●ムフロンワームと空目虫
●葉裏のなんちゃって金魚ワールド
●とりとめもなく空目虫/ネコ顔…人面…キツネ顔!?
●蝉の終鳴日と10月下旬の虫
●ヒゲづらの王様!?人面蜘蛛
●幻のコオロギ!?
●冬尺蛾とオオムラサキ若齢幼虫!?
●半♂半♀のトビナナフシ
●ちょっと残念なツノゼミ
●クロスジフユエダシャクはなぜ隠れて交尾するのか
●フユシャクも出てきた11月下旬
●婚礼ダンスでフユシャク・ペア探し
●ウバタマムシとフユシャク♀2種
●冬の極小カミキリ登場
●マエムキダマシ!?クロスジホソサジヨコバイは誰を騙すのか?
●12月前半までの昆虫
●冬の蛾と冬のカミキリ
●スクラッチならぬサクラッチでフユシャク♀を当てよう!?
●フユシャクとマエムキダマシ
●水色のフユシャク・イチモジフユナミシャク♀
●新年初カミキリ他
●新年2種目天牛はキボシカミキリ
●桜ッチは不作〜謎のフユシャク!?
●謎のフユシャク♀?Part2
●セーブル冬尺!?
●ぷちハンミョウ!?メダカチビカワゴミムシ他
●シロフフユエダシャクとクロテンフユシャク
●雪と冬尺蛾/シロフフユエダシャク♀理想の翅型!?
●2月のカミキリ〜ヒロバフユエダシャク♀
●フユシャクと冬のハンター
●メダカチビカワゴミムシの最後っ屁ほか
●冬に飛ぶ極小カミキリの触角ランゲージ?他
●ヘリグロチビコブカミキリ飛翔またNG
●ヒロバフユエダシャク・シロトゲエダシャク他
●可変翼機なオカモトトゲエダシャク
●振袖フユシャク?〜可変翼蛾
●晩冬の冬尺蛾トギレフユエダシャク
●冬尺蛾シロトゲエダシャク〜非冬尺オカモトトゲエダシャク&偽冬尺?
●3月のカミキリ・ウバタマムシ〜牙ゾウムシ!?
●プラスチック食の蛾!?/タヌキ顔の蛾!?他
●春の蝶はなぜ白線にとまるのか?
●桜の開花とヨツボシチビヒラタカミキリ
●虫を食う花蜂!?口器にビックリ他
●とりとめもなく4月初めの甲虫類
●キマダラカミキリの左右非対称に見えがちな模様?
●肩甲骨カミキリ〜えぐれた複眼・触角が浸食!?
●TokyoTora・ヨコヤマトラ・MF春の3カミキリ
●4月下旬の《他人のそら似》昆虫ほか
●カミキリ@ミズキ満開
●豆粒ほどのお地蔵さん!?アカシマサシガメ
●ヨコヤマトラカミキリ@ミズキ
●スコーピオンフライのギミック
●シラハタリンゴカミキリとスイカズラ開花
●金・銀・銅…なメタリック昆虫
●ルリカミキリとアカスジキンカメムシ
●金ピカ昆虫&虹色ハムシふたたび
●白い虹の幻想!?日暈を映すカミキリ
●アカシジミ・ウラナミアカシジミ・テングチョウ(絶滅種!?)がいっぱい
●アリを護衛に雇うカイガラムシ
●アオマダラタマムシの輝き
●アオクチブトカメムシの輝き
●だらだらマダラ…
●初めて見るカミキリ
●アカスジカメムシ:臭いはどこから?
●虹色の輝き!アカガネサルハムシ
●トラフカミキリの印象擬態
●ルリボシカミキリ〜ツインテールヨコバイ
●エゴヒゲナガゾウムシ:オスの眼はなぜ離れてる!?
●セミとタマムシ
●テングスケバとデング熱
●キマダラカメムシの臭腺開口部
●香りはどこから?青リンゴ亀虫
●セミヤドリガ幼虫
●テングスケバ@桑
●セミヤドリガの羽化/幼虫〜繭〜成虫
●セミヤドリガの繭と蛹
●アカスジキンカメムシの臭腺開口部
●アカスジキンカメムシの羽化
●アカスジキンカメムシの抜け殻おとし
●スーパーヒロイン模様の虫
●バンビ天牛!?カノコサビカミキリ
●オオトビサシガメのバナナ臭
●きらめくセモンジンガサハムシ
●宝石の輝き!イラガセイボウ
●イラガセイボウの輝き再び
●身近な遭難でUMAと遭遇!?
●光沢亀虫マジック!?
●ソンブレロ仮面ウシカメムシ幼虫ほか
●カメムシの抜け殻落とし行動
●トビナナフシの偽瞳孔ほか
●陽だまりのカメムシ
●小さなカミキリと大きなタマムシ
●モンキツノカメムシとエサキモンキツノカメムシ他
●初フユシャク2015他
●エサキモンキツノカメムシの抜け殻落とし他
●擬木の昆虫NOV2015
●フユシャク婚礼ダンスで♀探し
●クロスジフユエダシャクの♂♀比
●ミミズクのダンス
●ツノなしツノカメムシ!?
●フユシャク3種:退化した翅
●白星的キボシカミキリ&冬の極小カミキリ
●枯葉チックなアカエグリバ&冬尺蛾
●王様VS殿様!?空目対決
●Xmasにカミキリ
●あわいブルーの冬尺蛾
●2015年末のフユシャク
●元日の昆虫2016
●一部黒化?イチモジフユナミシャク♀他
●カメムシ臭の忌避効果
●フユシャクのペア他
●雪と冬尺蛾
●クロテンフユシャクのペア他
●シロフフユエダシャク・ペア他
●2月のウバタマムシ&冬尺蛾
●ヒロバフユエダシャクとシロフフユエダシャク
●振袖チックなヒロバフユエダシャク♀他
●振袖フユシャク【卒】を探せ〜トギレフユエダシャク♀
●2月の極小カミキリ〜マエムキダマシ
●腹黒いヒロバフユエダシャク
●マツトビゾウムシの牙・早春のゾウムシ〜ど根性蛹
●牙があるマツトビゾウムシほか
●春先のぷちタヌキ?サカハチトガリバ
●早春の天牛ヨツボシチビヒラタカミキリ
●フーテンの寅カミキリ!?ほか
●モフモフでキレイな蛾:アカスジアオリンガ
●ヨツボシチビヒラタカミキリの白紋他
●フーテンの寅&モン無しのチビヒラタ天牛?他
●ベニモンアオリンガ&そっくり芽鱗ほか
●TokyoToraカミキリの模様
●眠れる森の長老!?ミミズク幼虫
●ヨコヤマトラカミキリのエンブレム
●ピッカピカのセモンジンガサハムシGX他
●ミズキ開花:4月下旬の昆虫
●いま緑道を歩くと もれなくついてくる…
●輝くアオマダラタマムシと銀の蛾
●ピンク&イエローの猫耳幼虫ほか
●ヨコヤマトラカミキリの模様
●シラハタリンゴカミキリ@スイカズラ
●《顔がある》虫たち:スジベニコケガ他
●昔はいなかった身近なカミキリ
●赤い眼のアカスジキンカメムシ
●変化する模様!?キマダラミヤマカミキリ他
●ニイジマチビカミキリ〜ウバタマムシ
●可愛い悪役!?ルリカミキリの産卵
●葉上の燕尾服キョンシー〜カミキリ@栗
●シロコブゾウムシの《いないいないバア》
●エメラルドを隠し持つムツボシタマムシ
●美しき奇蜂キスジセアカカギバラバチ
●カギバラバチ:大量微小卵のナゼ?
●「!‥‥……」な白星天牛〜シラorシロ?他
●アカスジカメムシの赤黒ストライプ
●シロカネグモの変化する模様
●ナガメとヒメナガメの模様考
●一つ目魔人vs美少女仮面なホソバシャチホコ他
●珍虫ハリサシガメ
●ハーリーをさがせ!ハリサシガメ幼虫
●ハリサシガメの抜け殻
●ハリサシガメ幼虫の粘着性物質は水溶性!?
●テングスケバ&ミドリグンバイウンカ
●ハリサシガメ:幼虫・抜け殻・成虫
●セミヤドリガ幼虫の繭づくり・A
●セミヤドリガ幼虫の繭づくり・B
●ハリサシガメとテングスケバ
●セミヤドリガ幼虫と繭
●セミヤドリガの羽化
●ウラギンシジミ幼虫など
●擬態と空目・聞き做しと空耳
●羽化したセミヤドリガ
●ハリサシガメの捕食
●ぷち地蔵アカシマサシガメQuiz
●ハリサシガメは翅多型/腹の大きなメス
●ハリサシガメぷちまとめ
●緑〜赤金に輝くアオクチブトカメムシ
●10月前半の空目&人面虫ほか
●ヤニサシガメぷち飼育中
●『いたずらカメムシはゆかいな友だち』感想
●ヤニサシガメのベタベタは分泌物なのか松ヤニなのか?
●ウバタマムシ@松〜初ケバエ幼虫集団
●ヤニと謎に包まれたヤニサシガメ!?
●ハート紋のモンキツノカメムシ&…
●アカスジキンカメムシぷち実験で輝き復活
●紅葉・黄葉するカメムシ!?
●アカスジキンカメムシぷち実験2
●雪とウバタマムシ
●プレフユシャク〜初フユシャク
●意外な翅の役割り!?クロスジフユエダシャク
●冬尺蛾と極小カミキリ他
●婚礼ダンスでペア成立
●フユシャク3種〜12月中旬の昆虫
●チャバネフユエダシャクのペア
●空色の羽の妖精!?
●桜でイチモジフユナミシャク
●年末のフユシャク♀@桜
●正月のフユシャク2017
●昆虫の発生ムラ
●クロオビフユナミシャク♀@桜ほか
●標本箱がコワイ!?〜虫の知らせ
●シロフフユエダシャクも出てきた
●フユシャクがとまりがちな所
●民話風フユシャクなぜ話
●蛹の時は大きい!?フユシャク♀の翅
●ヒロバフユエダシャクなど
●曇天のヒロバフユエダシャク♀
●シモフリトゲエダシャク♀の毛皮感!?
●ニジオビベニアツバ幼虫@東京
●シロトゲエダシャクなど
●《卒》的ヒロバフユエダシャク♀
●ヒロバフユエダシャクのペア/♀の前翅はどっち?
●ヒロバフユエダシャク♀の前翅・後翅を確認
●牙付きマツトビゾウムシ
●3月中旬のフユシャク&トカゲ
●クモがコミミズクを捕食!?〜エナガの恩返し
●民話風なぜ話:マツトビゾウムシとヤニサシガメ〜ウバタマムシ
●なんちゃって冬尺蛾メスコバネマルハキバガ
●ぷち天牛:ヘリグロチビコブカミキリ他
●牙付きクチブトゾウムシ&ヨツボシチビヒラタカミキリ
●フトハサミツノカメムシの歯状突起他
●トウキョウトラカミキリ:禿げると黒化?
●4月のウバタマムシなど
●キクスイカミキリ・ヒシカミキリ他
●ルビーなチョッキリ&ブラックホール紋象虫他
●ヨコヤマトラカミキリ&トウキョウトラカミキリ他
●ぷち地蔵なアカシマサシガメ
●ミミズクとエゴシギゾウムシ
●クヌギカメムシ幼虫の色〜クリベニトゲアシガ
●擬木を齧るヨコヤマトラカミキリ
●オオモンキカスミカメ幼虫?
●アカスジキンカメムシ新成虫と抜け殻
●アカスジキンカメムシの羽化《抜け殻残し》のケース
●アカスジキンカメムシ新成虫《抜け殻落とし》のケース
●美麗クモ:ヨダンハエトリのダンス
●シラホシカミキリと食痕
●アカスジキンカメムシ羽化後《抜け殻落とし》確認
●アカスジキンカメムシ:羽化〜抜け殻落とし
●アリをデコったハリサシガメ幼虫
●ハリサシガメ幼虫のデココレ素材
●礼服ぷちキョンシー天牛&怪虫シャッチー
●ハリサシガメ幼虫の装飾行動
●ハリサシガメ幼虫の狩り
●ハリサシガメの脱皮殻
●ゴマダラカミキリに思う…
●ハリサシガメ:脱皮後の《荷移し行動》
●クモ擬態の蛾!?オオナミモンマダラハマキ
●キラめくオオナミモンマダラハマキ
●干渉色の輝き:オオナミモンマダラハマキ
●ハリサシガメ幼虫のデコレーション&コーティング
●隠れ構造色の蛾
●捕食したアリをデコるハリサシガメ幼虫
●奇妙なセモンジンガサハムシの蛹
●ヒメエグリバのトリックアート
●寓話的ヤスマツトビナナフシのオス
●ベールを脱いだハリサシガメ
●ハートカメムシとブロークンハート亀虫!?
●エゴヒゲナガゾウムシ@ハクウンボクでも
●エゴヒゲナガゾウムシ白雲木育ちは大きい!?
●「ハ」は「ハリサシガメ」のハ
●ハリサシガメのペア
●謎めいたハリサシガメの脱皮
●翅多型のハリサシガメ
●テングスケバの複眼と単眼
●ハリサシガメのレガース
●テングスケバのペア
●ヤスマツトビナナフシとニホントビナナフシ
●シブく輝くウバタマムシ他
●脱皮後の抜け殻落とし@アカスジキンカメムシ
●松葉を食べるウバタマムシ他
●ハリサシガメの腹
●ハリサシガメぷちまとめ2
●本とは違う!?ハリサシガメ
●フトハサミツノカメムシの歯状突起&臭腺開口部
●飛来したトビナナフシ
●レガースで獲物を保定するハリサシガメ
●ハリサシガメの単眼&脛節など
●擬装する蛾の幼虫など
●アカスジキンカメムシ幼虫の臭腺開口部
●紅葉モードのセアカツノカメムシ他
●強風に耐えるウスタビガ
●クロスジフユエダシャク:冬尺蛾の不思議
●婚礼ダンスでペア成立:クロスジフユエダシャク
●クロオビフユナミシャク♂♀卵他
●ホルスタインちっくなチャバネフユエダシャク♀
●クロオビフユナミシャクとチャバネフユエダシャク
●フユシャク色々
●イチモジフユナミシャク♀は地衣類擬態!?
●年末のフユシャク♀2017
●フユシャクの産卵&コーティング
●フユシャクの卵塊
●シモフリトゲエダシャク・シロフフユエダシャク
●冬虫夏草な蛾!?
●雪とセミ!?他
●シモフリトゲエダシャクのペア他
●ヒロバフユエダシャクのツーショット
●産卵後のシモフリトゲエダシャクと産卵中のシロフフユエダシャク
●眼でかっ!?チビで可愛いメダカチビカワゴミムシ
●シロフフユエダシャクのペア〜産卵前後
●シモフリトゲエダシャク♀@桜
●擬木上の《!?》〜ガヤドリタケなど〜
●フユがつかない冬尺蛾
●シモフリトゲエダシャクペア&ヒロバフユエダシャク
●牙なし&牙ありマツトビゾウムシ他
●てんしのヒロバ他
●片牙ゾウムシ&シロトゲエダシャク
●可変式の翅!?オカモトトゲエダシャク
●天狗蝶ペアの脚は10本!?
●フチグロトゲエダシャクの産卵他
●今季初のカミキリ
●コミミズクの羽化など
●4月上旬の柵・擬木:カミキリなど
●妖虫!?ぷちドラゴン〜擬木の幼虫
●WM紋テントウ・地蔵カメムシ他
●キアシドクガ大発生
●眼を隠すシロコブゾウムシ
●ウスバシロチョウ@狭山丘陵
●アカスジキンカメムシ羽化後の気になる行動
●ぷち美麗天牛ルリカミキリ
●蜂擬態!?ムネグロメバエ
●《抜け殻落とし》の瞬間!?
●タキシード天牛・虹色葉虫ほか
●羽化殻落とし@アカスジキンカメムシ
●虹色の宝石!?アカガネサルハムシ他
●アカスジキンカメムシの羽化他
●ハリサシガメ幼虫と脱皮殻
●立派な触角ヒゲコメツキ
●虹色光沢アカガネサルハムシ
●ハリサシガメ脱皮後の再装備は?
●虹色宝石アカガネサルハムシ&ビロードハマキ
●ハリサシガメ幼虫のスッピン
●クモ擬態のオーロラハマキ!?
●きれいなマツアワフキ
●奇妙な蛾モモブトスカシバ
●ハリサシガメの捕食〜擬装行動
●白腹のハリサシガメ幼虫
●まるで枝片!?ツマキシャチホコ
●クロオオアリを狩ったハリサシガメ幼虫
●ムネアカセンチコガネは脱糞虫!?
●モモブトスカシバの透かし翅
●美麗蛾ウンモンスズメ他
●蜂そっくり!?ハチモドキハナアブ
●ハリサシガメの羽化殻&脱皮殻
●仮称トラフヒラタヤドリバエ
●きらめくアカアシオオアオカミキリ
●立派なエゴヒゲナガゾウムシ♂
●ハリサシガメ:初成虫&若齢幼虫
●アカボシゴマダラは特定外来生物
●クビアカトラカミキリの模様
●擬装する幼虫
●ハリサシガメとファーブル昆虫記
●ハリサシガメ羽化殻のレガース
●金緑色カミキリと樹液の間欠泉
●パリコレならぬハリコレ〜ハリサシガメ幼虫:擬装の意味
●トラフカミキリ擬態の妙
●オオホシカメムシの臭腺開口部
●ピッカピカのアオオサムシ
●胸赤マメコガネ!?
●変化する輝き!?アカアシオオアオカミキリ@葉
●マツヘリカメムシ:卵・幼虫・成虫
●ハチに寄生するハエ!?オオズクロメバエ
●マツヘリカメムシの臭腺開口部
●ハ裏!?針!貼り?サシガメ
●青リンゴ亀虫!?を再び嗅いでみた
●葉上のファンシー昆虫!?テングスケバ
●ハリサシガメ:前胸背の模様など
●テングスケバ天狗の鼻は何のため?
●ハチ擬態の蛾コスカシバ
●チャバネアオカメムシの羽化殻落とし
●アリを襲うハリサシガメ/アリに襲われるハリサシガメ
●9月の天狗セプテング!?他
●翅多型のハリサシガメと前胸背紋
●謎めいたビロードハマキ:成虫&抜け殻
●台風一過のプチ地蔵
●充実していた『カメムシ博士入門』
●枯葉擬態ヒメエグリバ〜昆虫空目
●ホシヒメホウジャクと寄生蠅!?
●ひそかな秋の風物詩!?ケバエ…
●外来マルウンカ&10月下旬のセミ
●多様な枯葉に化けるヒメエグリバ
●アカエグリバ&ヒメエグリバの枯葉擬態
●10月29日の油蝉
●もっとも遅いセミの終鳴日
●11月に鳴くアブラゼミ
●立冬すぎのアブラゼミ!
●タテスジグンバイウンカ〜ウバタマムシ
●ミミズク似!?エゾギクキンウワバ〜冬尺蛾
●冬の蝶!?クロスジフユエダシャク
●クロスジフユエダシャクのペア集
●クロスジフユエダシャク:婚礼ダンスに異変!?
●翅の大きさが違う冬尺蛾3種
●姿も食性もユニークなウシカメムシ
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虫を食う花蜂!? ハチの口器にビックリ

脚に花粉を貯えたハナバチが、なんと小型のアメバチか何かを頭からバリバリ食っている!?
スズメバチやアシナガバチが虫をかじって肉団子にするのは見たことがあるが、ハナバチも虫を捕食することがあるのだろうか!?──と、ビックリしたシーン。
「こんなコトがあるものだろうか!? あ…エイプリルフールだから?」なんて一瞬頭をかすめもしたが、もちろんそんなはずもなく……よく見ると、《くわえた虫》に見えたものはハナバチの口器で、これをのばしているところだった。
それにしても、ハチの口器がこれほどのびるものだとは知らなかった。
見ていると、納まりが悪いのか、何度も伸ばしたりたたんだりをくり返している。まるで昆虫界のカメレオン(?)ヤゴの長くのびる顎のようだと感じた。
考えてみたら、チョウが花の蜜を吸うための長い口器を持っているのだから、同じように訪花性のハナバチが長くのびる口器を持っていても不思議はないのかもしれない。
チョウの口器がのびることは子どもの頃から知っていたが、ハナバチの口器がこんなにのびるとは今まで想像したこともなかった。
ビックリな勘違いも含めて、ちょっとおもしろかったので、記録しておくしだい。






後脚に花粉をたんまり貯め込んでいるのでハナハナチだと判断したのだが、種類はよくわからない。

季節で装いを変えるアカスジアオリンガ・他
ついでに最近見た昆虫から……アカスジアオリンガ(蛾)の春型♂。夏型は全体的に緑色っぽくなり、赤みが強く出るのは春型♂の特徴。あわい黄緑色とあわいピンク色が美しい蛾なのだが……画像では実際のあわい色合いがなかなか再現できない……。

擬木にとまっていると目立つ美しい色合いだが、この時期展開中の若葉に感じが良く似ている。隠蔽効果があるのだろう。

以前撮ったアカスジアオリンガ春型の♂と♀↓。

♂は《展開中の若葉》のように赤みが強く、♀も白い筋が《展開中の若葉の密度の高い葉脈》のように見える。これが夏型になると♂も♀も緑色の部分が増え、葉脈のような白い筋は疎になる──《夏の葉》の色合いにシンクロしているかのようだ。春型は春の葉の状態に、夏型は夏の葉の状態に似せて装いを変えて成虫が出現することに感心する。


前の記事で蛹だった【ヒオドシチョウ】の成虫があちことで見られるようになった。少し前には蛹になる場所を探して徘徊する終齢幼虫や前蛹が目につき、そのうち擬木にぶら下がる蛹が増えたな……と思っていたら、もう羽化の時期……季節の展開の早さを実感する。
このチョウの和名を知った時、《翅を閉じているときには隠されている緋色の模様をいきなりひろげて敵を脅かし、敵がひるんだスキに逃げる》──それで「緋脅蝶」なのだろうと想像した。また逆に、飛んでいる時は目立つ緋色でひきつけておいて、止まったとたんにこれを隠すことで森の色彩(樹皮や枯葉の色)に溶け込み身を隠す効果もあるのだろう──そんなふうにも考えた。
しかし実際は、戦国時代の武具「緋縅(ひおどし)」というのが和名の由来らしい。
1枚目右の画像──蛹(抜け殻)のとなりに止まった成虫をみるとわかるが、ヒオドシチョウは一見、(6本脚であるはずの昆虫なのに)4本脚にみえる。タテハチョウの仲間は前脚が退化し小さくなってふだん畳まれているためだそうで、前脚は味を確かめる感覚器官として使われているらしい。


【テングチョウ】も画像のように、羽化して抜け殻(蛹)にとまっている個体をいくつか目にした。撮っている時は気がつかなかったのだが……蛹(抜け殻)にとまった成虫は4本脚に見えるのに、ワイヤーフェンスにとまった成虫の脚は6本見えている。タテハチョウの仲間は一見、4本脚にみえる──という認識でいたので、ちょっとビックリ。調べてみると、テングチョウの♀は6本脚でとまる(こともある?)らしい。

尾状突起の付け根近くには「眼」のような黒い紋もある。疑似触角(?)や疑似眼(?)を思わせる行動やデザインから、ウラナミアカシジミは《後翅の先端を「偽の頭」に見せることで天敵の攻撃を頭部から逸らしているのではないか》という気がする。前回アップしたウラナミアカシジミ画像の2枚目の個体は、尾状突起の近くが少し欠けていたが、「偽の頭」を目がけて攻撃してきた鳥などがいたのかも知れない。天敵に頭部を狙われるよりは後翅先端を狙われた方が逃げ延びる可能性(生存率)は高まるはずだ。

狭山丘陵東京都側で【ホソオチョウ】の発生を確認。同じ場所で1カ月半まえにメスを確認した時(【ホソオチョウ2014春@東京】)は春の発生の最後だったのかもしれない。その後ホソオチョウは一端姿を消した。それが5月も終わりになってオスが飛んでいるのを見かけ、その後メスも確認。

飛来した♀は翅に痛みがあり尾状突起も片方欠けていた(↑)。舞い降りるとウマノスズクサの茎に卵を産みつけ始めた(画像)。ちなみに産み終わった後の画像を確認すると、この1カ所だけで56個の卵が写っていた(茎の裏側で写っていない卵も多数あるので実際の卵数はもっと多い)。
この発生ポイントは狭く、個体数も多くはないが、わずかなエリアに集中して生き延びているといった印象。アカボシゴマダラが瞬く間に拡散したのに対し、ホソオチョウは限定的なエリアで密度を高めることで繁殖率を高める戦略をとっているいるように感じる。食草(ウマノスズクサ)が同じジャコウアゲハとの競合を危惧する向きもあるようだが、両種の生存にとって影響が大きいのは、エサ資源の争奪戦もさることながら、寄生蜂などの天敵圧ということになるのではないだろうか。ホソオチョウは成虫も密度が高いし(密度の高いところに集まる?)、卵や幼虫も集中している。天敵の寄生虫(および病原体)にとっては増殖するのにうってつけの状況なわけで、ホストの密度が高まれば天敵は増え、寄生率が上がることでホストの生存率は低下する(その影響でホストが激減すれば寄生蜂も数を減らす)。
ホソオチョウの発生場所で寄生蜂が増えれば、その影響はジャコウアゲハにも及ぶ可能性がある。そうした影響の方がエサの争奪戦よりも深刻かもしれない。ただ、高密度集中型のホソオチョウに比べ、ジャコウアゲハの分散(産卵)傾向が大きかったとすれば、天敵圧の影響をより多く受けるのはホソオチョウの方で、その意味ではこの「競合」は長い目・広い目で見ればジャコウアゲハに分があるのではないか……という気もしないではない。
ところでホソオチョウは要注意外来生物であることから嫌われがちだが、個人的には「そこにいる昆虫」を観るとらえ方・生き物に対する興味に特段の違いは無い(在来種・外来種の違いで好き嫌を分ける事は無い)。移入種の放虫があったのだとすれば、それは憎むべき行為だが、昆虫自体を憎む気持ちにはなれない。外来種に関わるテーマについての懸念はまた別のところにあり、思う事は多いが語り出せば長くなるのでここでは割愛。

前々回【コブスジサビカミキリふたたび他】でもキイロトラカミキリの画像をアップしていたが、あまりキレイでなかったので、その後撮ったものを。このキイロトラカミキリはゴンズイの花に来ていた。
最近葉の裏を探したものといえば【シラハタリンゴカミキリ】。少し前の記事(ラミーカミキリ&シラハタリンゴカミキリ)では、まだ「なぜか東京都側でシラハタリンゴカミキリを見たことはない」と記していたが、その後ようやく東京都側でもこのカミキリを確認することができた。

実は確認したのは何匹かいたのだが、例によってすぐ飛ぶので証拠写真がなかなか撮れなかった。この画像もイマイチだが……これが東京都側で撮れた一番マシな画像だった……。
最近は枯れ枝でカミキリを見る事も多くなった。

このところ最も多く目にする【アトジロサビカミキリ】は枯れ枝につく。大きさもそこそこあるので(8~11mm)比較的見つけやすい。
じつは小さめのニイジマチビカミキリ(3.5~5mm)を撮りたいと思って、最近枯れ枝を探していた。以前使っていたデジカメでは小さすぎて撮るのが難しくスルーしがちだったのだが……この極小カミキリは模様がおもしろい。なので2月に入手したカメラ(OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough)でチャレンジしたいと考えていた。最近ようやく出てきたようで、クワの枯れ枝でみつけることができた。しかし、動き回って撮りづらい……。ギリギリ埼玉県側とギリギリ東京都側で何度か撮影のチャンスがあったのだが……今回は今ひとつ鮮明な画像が撮れなかった……。



「もう少し鮮明な画像が撮れないものか……」と枯れ枝ウォッチを続け、頭上にそれっぽい姿を見つけるが、とても手が届かない……。擬木の上に立ち、手を伸ばしてなんとか撮ってみたら……ヒシカミキリだった……。



枯れ枝につくカミキリはけっこう多い。

【シナノクロフカミキリ】も枯れ枝でみかける。今回は擬木でみつけたが【トガリシロオビサビカミキリ】も枯れ枝についていることが多い。


【トガリシロオビサビカミキリ】は地味だが、けっこう好きなカミキリだ。昔はカミキリというと、シロスジカミキリやゴマダラカミキリなどのイメージが強く、それらが「カミキリ」のイメージだった。虫見をするようになってサビカミキリの仲間を見て「こんなに小さなカミキリがいるのか!」とビックリしたが……カミキリ全体からいえばシロスジカミキリやゴマダラカミキリが「大きい」小数派だと改めて知った。しかし子どもの頃から頂いていた「カミキリ(らしさ)」のイメージは漠然と残っていて、ハナカミキリやトラカミキリよりもトガリシロオビサビカミキリの方が、しっかりカミキリしている感じがして王道(?)な気がするのである。

自然の中ではこのくらいの太さの枝や笹にしがみついていれば目立たないのだろうが……人工物でこの色のワイヤーケージにとまっていると一目瞭然。
ハイイロヤハズカミキリ的にはこの太さのものにしがみついていれば安心(安定)なのだろう。自然の中ではそれが結果として隠蔽効果を生むことで、こうした習性が獲得されてきたのだろう。しかし本人(虫)は、隠蔽効果を自覚(?)しているわけではない──というのが「目立つワイヤーケージに平気でとまっている」ことからうかがえる気がする。


【アシナガオニゾウムシ】は初めて見た気がするが、見つけたときは前脚の長さに驚いた。前脚が異様に長いのは♂だけらしい。前胸の形もなんだかユニークだ。正面から見た顔は「タヌキ耳のウマ」っぽくておもしろい。
*アシナガオニゾウムシのぴっちり収納術

*オスがメスの触角を噛むヨツボシヒラタシデムシの交尾
*切られた触角の謎(妄想的予想仮説?)
*《オスによる触角切り》予想・ふたたび
「ライポン」という刺さないハチ。これを素手でつかまえたり、リードをつけてペットのように散歩させる──そんな遊びが昭和の後期、一部の地域の子どもたちの間で流行ったという。
「ライポン」が吸蜜におとずれる白い花には子どもたちがこぞって集まり、その木(ネズミモチ)は「ライポングサ」とか「ライポンの木」と呼ばれていたそうだ。
ネット検索して得た情報を総合すると昭和40~50年前後、東京の城南地区といわれる大田区、目黒区、品川区あたりでは「ライポン」を知らない子はいなかったらしい。
コマルハナバチの♂が「ライポン」と呼ばれ、ある時期、限定的な地域で子どもたちに大人気だった──ということを僕が知ったのはだいぶ後の事である。
なんだかちょっと面白い話だと心に残った。
ライポンは「刺さない蜂」として子どもたちの間には広まっていたようだが、正確には「蜂の♂だから刺さない」というべきだろう。ハチの毒針は♀の産卵管が変化したものだ(全ての種類のハチが「刺す」わけではないそうだ)。だから同じ種類のハチでも♂は刺さない。コマルハナバチも♀は針を持っていて刺すが、刺さない♂(ライポン)とは、まったく違う色(黒い体に尻が黄色)をしているので間違える事は無い。むしろ一見別の種類のように見える(コマルハナバチ♀はクマバチとよく間違えられる)。それで全身黄色っぽく見える「コマルハナバチの♂」が「刺さない(種類の)蜂」として知られ、広まっていったのだろう。
それにしても、ハチを捕まえて糸につないで「空中散歩させる」なんていう遊びがどうして流行ったのだろう。
ハチといえば一般的には「毒針で刺す」イメージから恐れられたり嫌われる存在だろう。実際にスズメバチに刺されて死ぬ人も毎年後を絶たない。
昆虫の中には毒を持たないカミキリやガでハチに擬態して身を守っているものさえいる──ハチは「敬遠される虫」である。
※ハチを思わせる蛾/https://hoshtani.blog.fc2.com/blog-entry-65.html
※ハチそっくりのカミキリ/https://hoshtani.blog.fc2.com/blog-entry-66.html
そんな恐れられ、嫌われている存在を遊び相手にするというのは──ちょっと意外な感じもするが、その「意外性」が逆にウケたのかもしれない。
おそらくその頃人気だったTVアニメのキャラクターに「オバQ(オバケのQ太郎)」というのがあった。
オバケも、もともとは恐れられたり忌み嫌われたりする存在である。しかし、それを友達としてしまう設定の意外性──これが子どもたちにはウケた理由の一つだったろうと思う。
「ライポン」にも「オバQ」同様、ハチの怖いイメージを払拭しペット化して迎え入れるという意識改革による快感(?)のようなものがあったのではないだろうか?
さて、そうした「嫌われ者が一転して人気者になる」という意外性にブームになり得る要素が潜んでいたとして……疑問なのが、どうして1地域に限って大流行したのかという点である。
コマルハナバチは城南地区限定の昆虫ではない。分布は全国的であり、当然「黄色い♂は刺さない」という条件(生態)も全国一緒である。なのに、大ブームが限定的だったという点が不思議な気がする。
城南地区で子ども時代を過ごし「ライポン」で遊んだことがある人達は、その後別の地域で育った人に「ライポン」が通用しない事を知って大きく驚くようだ。
実は「ライポン」というネーミングにブームの秘密があったのではないか──と僕はひそかに(?)考えている。
「ライポン」という愛称の可愛らしい響きは、このハチにピッタリである。そしてこの愛称によって、このハチの可愛さが強調されて子どもたちの注目を集める効果をはたしたのではないか。
「コマルハナバチ」では一般的なキャッチは良くない。標準和名で子どもたちが感心を示す事も無いだろうが、「ライポンをとりに行こう」と言えば「それは何?」と感心が呼び覚まされるのではないだろうか。そこで「刺さないハチ」「空中散歩ができるハチ」という意外なキャッチフレーズ(?)が認識として浸透・広まり、ライポン遊びのブームにつながったのではないか?
狂牛病やクロイツフェルト=ヤコブ病の病原体として浮上した仮説の感染単位が「プリオン」という名前の発明によって、脚光を浴び確固たる概念を構築したように、キャッチの良いネーミングは革新的なイメージを構築することがあるのだろうと思う。
城南地区に「ライポン」ブームがおこったのは、そこに「ライポン」という呼び名が生まれたからだ……という気がしないでもない。
そこで「ライポン」というネーミングの由来について知りたいところなのだが……これがよくわからない。
本当の所は「ライポン」と呼び始めた人たちにしか判らないのだろうが……その情報をみつけることができないので、無理矢理想像するに──、
「ライポン」の「ライ」あるいは「ライ○ン」の部分は「ライオン」に由来するのではないかという気がする。
「ライポン」は別名「キグマ」とも呼ばれていたらしい。これは「黄熊」つまり「黄色い熊蜂(クマバチ)」という意味だろう。
体の(腹の)黒いハチを「熊」蜂と呼ぶのにならって(?)、黄色い蜂に「ライオン」を当てはめるのは発想としてあっても良さそうな気がする。
「ライオン蜂」では長いし語呂も悪いので「ライポン」になった……と想像するのは不自然ではないだろう。
では「ポン」にはどんな意味があるのだろう? まず思い浮かんだのが「ポンポン」──玉房状の飾りである。Wikipediaによれば、服飾用語で毛糸やリボン、毛皮などで作った小さな飾り玉のことを「ポンポン」(フランス語のpomponからの外来語と考えられているとのこと)と呼ぶという。
「ライポン」の毛羽立ったフワフワの体は「玉房状の飾り」を思わせる。「ポン」の由来がここにあったとしても違和感は無い。
次に想像したのが「蜂」という漢字は「ポウ」とも読めることから「ライオン蜂」が縮められ「ライ蜂(ポウ)」→「ライポン」と呼ばれるようになったという可能性である。
「蜂」が「ポウ」と読まれるケースには、ミツバチの「分蜂(ぶんぽう)」などがある。
「ポウ」ではないが「ボウ」で呼ばれるハチもいる。メタリック・ブルーが美しいセイボウは漢字で書くと「青蜂」である。
※メタリックに輝く虹色のハチ/https://hoshtani.blog.fc2.com/blog-entry-28.html
「青色の蜂」が「青蜂」と呼ばれているのだから「ライオン色の蜂」が「ライ蜂」と呼ばれ、それが「ライポン」になった──という説があっても、おかしくはあるまい。
また調べてみると、「ポン」にはアイヌ語で「小さい」という意味があることがわかった。地名の「ポンピラ」は「小さい(ポン)崖(ピラ)」、「ポンモシリ」は「小さい(ポン)島(モシリ)」というアイヌ語に由来するそうだ。
余談だが「ポン」の反対語は「ポロ」で、「札幌」はアイヌ語の「乾いた(サッ)大きな(ポロ)川(ペッ)」とする説もあるそうな。
「ポン」を「小さい」という意味でとらえると「ライオンっぽい小さなハチ」を「ライポン」と呼ぶのは実にピッタリくる(と個人的には感じる)。
ただ、東京でなぜアイヌ語なのか……という疑問は浮かばないでもないが……。
当時は「ライポンF」という家庭用台所洗剤(現在は業務用のみ)があってテレビCMも放送されていたので、単に響きの良い耳に残るこの「ライポン」とかけて(?)こう呼ばれるようになっただけなのかもしれない。
いずれにしても想像の域を出ないだけに「ライポンの謎」はずっと解けずに残ったままである。
「ライポン」と初めて呼び始めた人やネーミングの経緯を知っている人は、まだ生きているのではないか?
生き証人がいるうちに誰かがこの源泉をつきとめ「ライポンの謎」を解明してくれないものだろうか?──そう思わないでもない。
全然話は違うが、一時期流行った「ピーマン」という言葉の語源──野菜のピーマンに由来するとの認識が一般的だが、僕はある人物のあだ名「プチコンマン」が源泉ではないかと考えている。
※【追記】「ライポン」の由来につついて、kz_**さんより貴重なコメントをいただきました。
《ライポンは触ったあとの手の匂いが洗剤の匂いに似ていることから着いたニックネームだったと思います。音感もハチのイメージとマッチしたので(この地域では)定着したのでしょうね。》
ニックネームの由来が、香りにあったとは……貴重な情報をありがとうございました!
※昔流行った「ピーマン」語源/震源地は僕ら?
https://hoshtani.blog.fc2.com/blog-entry-115.html