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不老の理由(ショートショート)

ショートショート『不老の理由』












《不老長寿》は今昔東西を問わず、多くの人が関心を寄せてきたテーマだろう。しかし、しょせんは「かなわぬ夢」。人が老いて死んでいくのは自然の摂理だ。これに反する《不老》は自然の摂理にそむくことであり、罪深いことのようにも思われる。《不老》の実現にはタブー感がつきまとう……。
「人魚の肉を食って不老長寿を得た」という八百比丘尼伝説は有名だ。しかし、実際には、人魚などいやしない。とすれば、この話はどうして生まれてきたのだろう? 《不老化》の真相とは……禁断の「食べ合わせ」による特殊な作用・効果だったのではあるまいか──というのが、この作品の着想となった。
『不老の理由』を書いた時期については記憶がサダカではないのだが……個人誌《チャンネルF》12号(1994年3月9日号)の自選作品集には収録してあって、ソリブジン報道があった頃にプチ加筆した記憶がある。

個人誌《チャンネルF》はワープロ専用機で打ち出した気ままなコピー冊子。《チャンネルF》の《F》は《Fantasy》《Fusion(現実と幻想の「融合」という意味で)》《FUSHIGI》の《F》。「心のチャンネルを《F》にチューニングする」──という意味で第1号の表紙には(ラジオの)チューナーを模した図案を描いている。ただ、《チャンネルF》の配布はきわめて限定的だったので……個人誌の延長に位置づけているYahoo!ブログで、『不老の理由』を(も)あらためて公開してみることにしたしだい。


エアポケット幻想


ぼうっとしていると、弛緩した脳味噌にとりとめもないイメージが展開することがある。幻想的妄想というか妄想的幻想というか……ふとした意識の空白地帯(エアポケット)に浮かび上がる着想・ひらめき・インスピレーションのようなもの。こうしたイメージを「エアポケット幻想」と呼んでみようかと思う。
意図せず湧きあがる他愛もない思いつきはすぐに忘れてしまいがち。ブログに記したものもあるのだけれど、投稿時の書庫・カテゴリーもバラバラだったりして、時間が経つと、何をどんなエントリーに記したのか、にわかに思い出せなくなっていたりする。
ということで、エアポケット幻想ネタ──幻想・ホラー系からちょっとしたジョークまで、あまり役に立ちそうも無い着想が含まれた記事を、まとめておくページを作ってみようかと思い立った。
とりあえず、思いつくところからピックアップ……投稿順にはなっていない。

エアポケット幻想 ~メニュー~

キリギリス幻想
フォト怪奇譚『樹に宿る眼』
巻貝が描く《幻の地図》
白い虹の幻想!?日暈を映すカミキリ
細胞分裂を思わせるチョウ!?
雨でも傘は濡らさない
標本箱がコワイ!?~虫の知らせ
民話風フユシャクなぜ話
民話風なぜ話:マツトビゾウムシとヤニサシガメ~ウバタマムシ
クモがコミミズクを捕食!?~エナガの恩返し
猫バスの幼生 ※トビモンオオエダシャクの創作異聞
謎の美少女仮面伝説!?@ホソバシャチホコ幼虫
怪獣!?ドラゴン!?!UMAじゃない実在生物
眠れる森の長老!?ミミズク幼虫
ぷち地蔵アカシマサシガメQuiz
バルタン星人に勝つには
冬来たりなば貼るトウガラシ
重力エスカレーター
つれづれに夢の話
空耳ならぬ空目アワー
擬態と空目・聞き做しと空耳
空耳くしゃみ「Head Action!」
どんでん寓話『川渡り』
秘薬・毛生え薬
寓話的ヤスマツトビナナフシのオス
シンデレラには嘘がある!?~ガラスの靴よりふさわしいもの
マツトビゾウムシのシンデレラ
実録『怪喜!笑い袋爺』
ひとり多い!?座敷童子2題
1人増える不思議な絵!?座敷童子の紙芝居
ちょっと怖い話!?かごめかごめ〜座敷童子
トリックアート座敷童子は誰だ!?
夢の中から電話!? ※夢の中から電話をかけて自分を起こした話
断崖に倒れた老賢者の巨石像!?

※創作作品として記したものは↓
読み切り童話・短編 メニュー


※このページは主だった記事のタイトルをまとめたTOPページ【チャンネルF+】の★エッセイ・雑記★の下に「☆エアポケット幻想」としてリンクしておく。

【冗区(ジョーク)】~メニュー~

【冗区(ジョーク)】は、なんちゃってネタ・創作異聞などを扱うジョーク・カテゴリーとして作った書庫なのだが、ジョーク色が強い《空目ネタ》は【昆虫など】や【エッセイ・雑記】にも入っていて、分類の基準はあまり明確ではない。これまで【冗区】書庫ではラインナップが少ないため目次のページを設けていなかったが……とりあえず書庫内のタイトルをまとめたメニューページを作ってみた次第。

【冗区(ジョーク)】~メニュー~

一足早い金環日食!?



猫バスの幼生 ※トビモンオオエダシャクの創作異聞/●ポケモンならぬトビモン







空耳ならぬ空目アワー※【エッセイ・雑記】書庫

フォト怪奇譚『樹に宿る眼』




恨みを抱えて死んでいった者の魂が樹木に宿り開眼したとされる《しこん》。
その恨みのこもった目で見つめられると死に至る病を発症するとか、あるいは怪しい気配にふり返ったときに視線を合わすとその場で事切れるなどと言われる。
《しこん》の《し》は「視」・「死」、《こん》は「魂」・「恨」からきているのだとか……※

《しこん》の開眼のようすを激写!?!

この《しこん》の開眼のようすを記録することができた。うっすらと開いた眼に恨みの灯がともると、しだいに怒りが充満し見開かれていくようすがわかる。
以下の画像は同じ場所で《しこん》を連写したものである。












「恨み はらさで おくべきか…」──撮影中には、そんなつぶやきまで聞こえてくる気がした!?
……というのは、もちろんジョーク。最初の怪談風説明(※)も作り話である。
当初はもっと文章での演出(創作ホラー的な)を考えていたのだが、素材自体がおもしろいので、あまりよけいなコトをせずに、そのまま画像を載せることにした。

ほんとうは《しこん》は《枝痕》

木の幹でしばしば見られる、このような眼状模様のことを《しこん》と呼ぶというのは本当だが、これは漢字で記すと《枝痕》──枝の痕跡のことだ。
枝が落ちたあとの幹にできる《枝痕》が人の眼に見えることから、以前にも空目ネタ関連でとりあげたことがあったのだが(空目 木の眼!?)、表情の豊かな枝痕をとりそろえた木をみつけたので、あらためてまとめてみたしだい。「目は口ほどに物を言う」というが……木の幹に出現した眼《しこん》も何かを物語っているように見えなくもない。
今回モデルとなったのは、こんな木↓。

まるで「目のトーテムポール」。なんともフシギな味わいがあるので、ネタにしてみたしだい。