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守護霊~霧に立つ影~

ショートショート『守護霊~霧に立つ影~』


















400字詰め原稿用紙(20字×20行)換算で7枚余りのショートショート。前記事で投稿した『地震の予知~作家の死~』同様、ワープロ専用機を愛用していた頃に作成した簡易個人紙《チャンネルF☆通信》に載せた作品。今回の『守護霊~霧に立つ影~』の方が少し早く、掲載したのは第3号(1993年8月21日)だった(『地震の予知~作家の死~』は第4号)。
この作品のヒントになったのは、あるとき小耳に挟んだ体験談だった。戦時中大きなダメージを受けた飛行機のパイロットが帰還中、絶体絶命という状態の中で、戦死した戦友の幻影を見たというのだ。なんとか生還をはたすことができたパイロットは「あれは、戦友の霊が自分を守ってくれたのだろう」と考えたそうな。このドラマチックな体験談を聞きながら、この話に全く別の解釈を持ち込むことができるのではないか──と考えたことが『守護霊』のヒントになった。ある現象が、見方(解釈)によって全く違った色合いに転じる──そんな意外性を意図して描いた小品だった。

ところで僕は、ふだんブログ等では横書きで、行頭は1文字下げずにそのまま文章を記し、そのかわり段落間の「1行空け」を(縦書きの文章に比べ)多用している(縦書きとは若干変えている)。横書き表記での見やすさを考慮してのことだが……しかし、文芸作品は縦書きで行頭は1文字下げるスタイルがしっくりくるので、そのような形にした画像で投稿している。ちなみにこの作品では1段を400字詰め原稿用紙と同じ──20字×20行で組んでいる(ただし、禁則処理等で記号や字間を詰めて21字以上にした行もある)。


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