FC2ブログ

ユーザータグ : アカガネサルハムシの記事 (2/3)

謹賀新年2016/年賀状にかえて




謹賀新年2016/年賀状にかえて

元旦恒例の、年賀状にかえての年賀ブログ。年明け最初の記事には年号や干支、賀詞などをからめた年賀図案を投稿することにしている。2016年の干支は《申(さる)》──ということで、《サル》で思い浮かぶ素材を思いめぐらせ、「アカガネ《サル》ハムシ」は早い段階から候補にあがっていた。この昆虫ならきらびやかなので、めでたい正月にふさわしいのではあるまいか。
ところで「さる年」の「さる」は漢字で表記すると「申」。これを図案にアレンジできないかとデザインをあれこれ練っている過程で、アカガネサルハムシへの応用(?)を思いついた。実行してみると、アラ不思議──この昆虫の中に、とつじょ「神」が見えてきたではないか!
これはめでたいということで採用決定。

という文字空目系ダジャレで幕開けとなった2016年。今年もよろしく。

年賀状から年賀ブログへのシフトした経緯

僕は子どもの頃からずっと2009年まで年賀状を出し続けていた。ごぶさた続きの人たちへ向けての「年に一度の生存証明」──そんな意味合いも意識していた。
昔は、年賀状が年明け最初に届く通信情報であり、それなりの役目があったと思う。しかし、インターネットが普及して、年賀状以前に新年早々の情報交換があたりまえの時代となり、年賀状のもつ意味合いも薄れてきた。そこで色々考えた末、2009年で年賀状を廃止することを決定。そのかわりに元旦のブログで年賀図案を載せて賀状のかわりにすることにしたわけである。
本来、形式張ったコトはあまり好きではないのだが、恒例の年賀記事の投稿は、これをもって新年の挨拶を済ませたことにする──という怠け者の発想も含まれていたりする。

虹色の輝き!アカガネサルハムシ

メタリックな虹色の輝き!アカガネサルハムシ


虹色の輝きをはなつアカガネサルハムシ。メタリックな色彩は光の加減や見る角度で《玉虫色》に変化し、実物の美しさを画像に納めるのは難しい。これまで何度も撮っているのが、そのつど不満が残り、次にみつけるとやはり撮ってしまう。

アカガネサルハムシの色彩はタマムシ(*)同様《構造色》とよばれる表面の微細構造がうみだす光学的な発色現象。日光が空気中の水滴に屈折・反射してできる虹と似ているが、アカガネサルハムシの上翅の色の並びは(虹と違って)波長の長さの順というわけではない。
《構造色》をもつことで有名なヤマトタマムシ↓。

縦に走る帯が紫に見えたり赤にみえたり、地の緑色も金や銀に輝いて見えたりする本家(?)玉虫色。角度によって色合いが違って見える事から「立場によって色々に解釈できるあいまいな表現」の例えとして《玉虫色》が使われることも多い。

アカガネサルハムシも色あいが変わってみえる構造色だが、ヤマトタマムシが緑色を基調としているのに対し、アカガネサルハムシでは赤が目立つ。
ヤマトタマムシの金属光沢には、虫を捕食する鳥などをよせつけない効果があるという(僕がみたところ、カラスには狙われ食われているもよう)。今の時期、田んぼには鳥よけの光るテープが張られていて、風でよじれキラキラ輝く光景が見られるが、あの「鳥よけ」と同じ効果があるのだろう。ヤマトタマムシ(体長:30~41mm)とはだいぶ大きさに差があるが、アカガネサルハムシ(体長:5.5~7.5mm)の金属光沢にも同じ意味があるのかもしれない。
食草のひとつ・ノブドウの葉の上にいたアカガネサルハムシ↓



先月、別の場所で撮影した個体↓。前胸が赤みをおびて見える。

光学的な発色であるため、光のかげんや見る角度で色合いが変化するのにくわえて、光沢のある体には明るい空や周囲の景色が写り込むので、撮る場所によっても色合いが違ってくる。

実際にはアカガネサルハムシの動きによって刻々と変わる色合いの変化で輝きを感じが、静止画像にすると1枚ではその「変化」が実感できない。そこで似たような画像ながら、複数枚並べて見え方の微妙な違いを記録しておきたくなる……というしだい。


《虹色》と《玉虫色》

アカガネサルハムシのような構造色の色彩を、僕は《虹色》とか《玉虫色》と表現している。光学的な発色現象であるという意味では《虹色》も《玉虫色》も同じ。
ただ、ちょっと不思議なのが、《玉虫色》が「ハッキリ特定できないあいまいな色」という意味で使われているのに、《虹色》といえば「7色」ときっちり認識(特定)されがちなことだ。
虹は空気中の水滴に日光が屈折・反射するさいに光の波長による屈折角度の違いから「ズレ」が生じて色分かれして見えるわけだが、7つの色(波長)にきっちり分かれるわけではない。色の変化は連続的で、色数はどこで色を区切るかによって変わる。色数の定義は「何色に見えるか」という認知の問題ということになる。
日本では「7色」という認識が一般的だが、「7色」を提唱したのはニュートンだったらしい。「7」が神聖な数と考えられていたことからそれに合わせて基本色を7色としたのだとか。虹の色数の捉え方は国によっても違うそうだ。
──ということで、虹の色もやっぱり《玉虫色》なのだ。

ところで、《虹》については「吉兆」だとする見方と、不吉なもの──「惨事の前触れ」のような捉え方があるらしい。同じ現象を見ながら全くちがう解釈が並立するとは──「《玉虫色》だけに」といえばも「まさに」という感じがしないでも無い。
さて、それでは、どうして《虹》が「惨事の前触れ」なのだろう──と考えて、すぐに答がわかった。
【「にじ(虹)」のあとに来るものは、「さんじ(惨事)」だから】
──というのは、もちろんジョークである。

夏の虫が続々…

気がつけば6月も残りわずか……カブトムシやクワガタ、ヤマトタマムシもでてきて、ニイニイゼミが鳴き、キリギリスが(田んぼのカエルのような)大合唱するようになった……季節が夏に移り変わって行くのを感じる。
そして夏のカミキリというイメージがあるトラフカミキリも出ていた。

スタイルはハチとかけはなれているのに、なぜかパッと見がスズメバチ・アシナガバチ方面に見えてしまう、独特の存在感があるトラフカミキリ(*)。和名の「トラフ」は「虎斑」なのだろう。トラフといえば……今シーズン初のトラフカミキリを確認した日、トラフシジミの夏型も目にしていた。たまたま近くのアカメガシワの花にとまっていたのでとりあえず撮ってみた↓。


【追記】梅雨のアカガネサルハムシ

7月に入り梅雨らしい天候が続いているが(7/5現在)、光沢昆虫は撮るにはかえって良いかも?──と思い、雨のあいまにアカガネサルハムシ・ポイントをのぞいてみた。前回撮影したノブドウの近くのササの葉の上にアカガネサルハムシがでていたのでその画像を追加。



昆虫を撮るには明るい方がブレたりボケたりしにくいので良いのだが、光沢昆虫を撮るのはむしろ曇りがちのときの方がメタルカラーがキレイに撮れる気がする。曇りで気温が低めの方が、葉の上に出ている虫の動きもにぶりがちな気もする(狙いやすくなる)し……意外に、梅雨は光沢昆虫の撮影には向いているのかもしれない?


金ピカ昆虫&虹色ハムシふたたび

2つ前の記事でジンガサハムシやアカガネサルハムシなどのメタリックな輝きを放つ昆虫を紹介したが、実物の金ピカ感・美しさがいまひとつ写せていなかった……。「実物そのものの美しさを再現するのは無理にしても、もう少しなんとかならなかったものか」──金属光沢をもつ虫を撮ると、いつもそんな思いが残る。それで、また見つけると撮ってしまう。ということで──、

金ピカ葉虫:ジンガサハムシ&背紋GX:セモンジンガサハムシ


前回より金ピカ度の高いジンガサハムシをみつけたので撮ってみた。ゴールドの輝きが美しい(やはり実物の金ピカ感には及ばないのだが……)。この画像↑は金タイプ。ジンガサハムシには金タイプと黒タイプがいる↓。


黒タイプも前胸に金色の部分があり、これが上翅の黒い部分との対比でキリッとしまった感じになって、金タイプとはまた違った美しさがある。

ジンガサハムシの魅力は「金ピカ」だけでなく「ガラスのような透明感」にもある。葉の裏にとまっているところを葉の裏側から見ると、その「透明感」がよくわかる。

逆光ぎみで撮ると「透明感」はきれいに写るが、「金ピカ感」がわからない。光があたったときのきらめきを撮るには順光あるいは斜光でないと……とジンガサハムシがとまった葉を裏返してみたりするのだが……。



ジンガサハムシの食草はヒルガオ。葉の裏にかくれていることが多いが、食痕(葉にあいた丸い穴)を手がかりに、周辺の葉の裏側をチェックすると見つけやすい。

そして、このあたりで見られる、ジンガサハムシの名前がついた、もう1つの金ピカハムシもさがしてみた。


背紋GX(ゴールデンX)は僕が勝手につけた愛称──のセモンジンガサハムシ。ジンガサハムシが体長7~9mmなのに対し、セモンジンガサハムシは体長5.5~6.5mmと小さく、金色部分の割合も少ないのだが、「黒地に金」の光があたたったときの輝きは美しい。

「陣笠(じんがさ)」に見えなくもない↑。透明なシールドとゴールドの輝きもジンガサハムシと共通する。そのセモンジンガサハムシのペア↓。




ジンガサハムシもセモンジンガサハムシもゴールドの輝きが美しい。しかし、この「金ピカ」には何か意味があるのだろうか? 普段は葉の裏に隠れているのだから、金ピカである必要はないような気もする。明るい所に出たときに輝くことで鳥などの捕食者をよせつけない効果でもあるのだろうか?(田んぼで鳥除けのキラキラ・テープを見かけるが、あれと同じ?) もし金ピカの方が捕食圧が少なくなるという効果があるのなら、ジンガサハムシは金タイプだけが残りそうなものだが……黒タイプもちゃんと存在しているのだから、どちらが有利ということでもないのかもしれない。謎めいた輝き……と言えなくもない。
「金ピカ」である理由(意味)はわからないが、「透明」な部分を備えていることについては理由が想像できる。円形のユニークなドーム型(陣笠型)の形状は葉に張りついたときに隙間をなくし、アリなどの天敵をシャットアウトするシールドの役割りをしているのだろう。外敵が迫り、触角や脚を収納してシールド・モードになったとき、シールドが透明でなければ外のようす(外敵が去ったか、そこにとどまっているのか)が判らない。外のようすをうかがうために触角をのぞかせたり、シールドを上げると、待ち受けていた天敵に触角を齧られたり隙間をこじ開けられるなどということにもなりかねないだろう。シールドに透明な部分があることで、防御体勢を維持したまま外のようすをうかがうことができる──そんな意味(利点)があるのだろうと僕は考えている。

虹色の輝き:アカガネサルハムシ


ジンガサハムシの発生場所近くでアカガネサルハムシも見つけたので、これもリベンジ撮影。ヤマトタマムシのような虹色の金属光沢が美しい。

上翅は赤っぽいのだが、光の加減で金~緑~青~紫のようにも輝いて見える。

アカスジキンカメムシ


和名に「金」の入ったアカスジキンカメムシもついでに(前の記事でも紹介しているが)。これもキレイな昆虫。別個体↓。


最近のカミキリから

今回ジンガサハムシを撮影した場所の道を隔てた向かい側にスイカズラが咲いていた。見ると葉には独特の食痕が残されている。


ということで、シラハタリンゴカミキリをここでも確認。3つ前の記事とは別の場所。
GW以降、色々なカミキリが出てきているが……僕が好きなニイジマチビカミキリもでていた。

ニイジマチビカミキリは体長3.5~5mmの小さなカミキリだが模様がキレイなのでお気に入り。去年は何度も撮ってしまった→【極小カミキリ/ニイジマチビカミキリとケシカミキリ】。この記事に一緒に紹介していたケシカミキリも同じ枝(クワの枯れた枝)にいた↓。


ニイジマチビカミキリも小さなカミキリだが、ケシカミキリはさらに小さく体長2.3~4.2mm。見つけた時は上の画像のように触角をたたんで枯れ枝に静止していた。老眼が進み(凹むこと多し)、撮影するとき(モニターを見るとき)には老眼鏡をかけているが、虫を探す時は裸眼──枝にとまったケシカミキリをパッと見でみつけることができて、ちょっと自信を回復した……。


金・銀・銅…なメタリック昆虫

昆虫の中にはメタリックな輝きを放つ美麗種が少なからず存在する。ヤマトタマムシは有名だが、一般的にはあまり知られていない美麗種も多い。タマムシに匹敵するような美麗種でありながら……そして身近にいる普通種でありながら意外と気づかれずに(?)スルーされがちな金属光沢をはなつ昆虫たちを最近撮った中から……。

【金】黄金の輝き&ガラスの透明感…ジンガサハムシ


食草のヒルガオの葉の裏にとまっていることが多いためか、わりと気づかれにくい昆虫。たまに陽の当たるところに出ていると金色に輝いて、とても美しい。
光を反射する金色の体に、光を通す透明な部分──対極の構造を同時に備えているのが興味深い。また円形の体型もユニークで「UFO」を連想する人もいるようだ。この体型は触角や脚を収納し葉の裏にぴたりと張りつくと(隙間をなくし)アリなどの攻撃をシャットアウトできる──そんな構造なのだろう。円形シールドが透明なのは、シールドに隠れたさいに内側から外の(外敵の)ようすを見ることができるようにだと想像している。それでシールド・モードを解除する頃合いを見計らっているのではないか。ゴールドX:セモンジンガサハムシと共通する構造だ。

これ↑は背中(上翅中央)も金色のタイプ。他に背中(上翅中央)が黒っぽくなるタイプもいる↓。

前胸背面は金色に輝いているが、背中(上翅中央)が黒っぽいタイプ↑。色タイプの違いはオス・メスの違いではない。近似種のスキバジンガサハムシでは、黒は金に対して優性遺伝なのだとか。

ヒルガオの裏にいたジンガサハムシのペア。この状態でオスが何度も翅を瞬間的に広げていた。広げた瞬間は撮れなかったが、直後の下翅を回収しているようす↓。

ヒルガオの葉の裏には卵のう(卵鞘:卵が入ったカプセル)も見られた。

【銀】シルバーの模様・オオギンスジハマキ


初めてこの蛾──オオギンスジハマキ(オオギンスジアカハマキ)を見た時は、銀色のもように驚いた。蛾や蝶の仲間で「金色」や「銀色」があるとは想像していなかった。しかしその後、蛾には「金」「銀」「透明」などあることを知り、蛾のバリエーションの広さに感心した。他にも蛾の素材を並べたかったのだが……最近撮ったのはコレだけだった……。
オレンジ色に銀色のライン──単体で見ると目立つデザインだが、葉に止まっていると、景色の中では「茶色く変色した葉の一部」っぽく見えて意外に目立たない気もする。

【銅(あかがね)】虹色の輝き・アカガネサルハムシ




以前【虹色ハムシと呼びたいアカガネサルハムシ】でも紹介したが、ヤマトタマムシのような金属光沢を持つ美しい昆虫。光の加減や見る角度で色合いが変化する。配色的には緑系が基調のヤマトタマムシよりも赤系が目立つ(世界で最も美しいクワガタとされる)ニジイロクワガタに似ている気がする。とても美しい昆虫なのだが……(冒頭のジンガサハムシもそうだが)輝きが強いので、なかなかその金属光沢感を画像に納めるのが難しい……。「実際はもっとキレイ」ということを念頭に、キアイを入れて脳内補正してご覧あれ!





虹色の虫と虫偏の虹

虹色の昆虫


今年もみかけるようになった【アカガネサルハムシ】(4月23日に最初の1匹を見て以降、何匹か目にしている)。学研の昆虫図鑑には発生時期が5~8月と記されているから、この虫も今年は早めの出現なのだろうか。珍しい昆虫ではないが、とても美しい。【虹色ハムシ】とでも呼びたい昆虫だ。


同じように虹の輝きを放つ昆虫は他にもいる。【タマムシ(ヤマトタマムシ)】の美しさは誰でも知っているだろう。【玉】には「宝石」の意味もあるから、【玉虫(たまむし)】はふさわしい名前だと思う。この昆虫のあまりに美しい翅を装飾に用いた玉虫厨子は有名だ。このゴーヂャスな玉虫厨子が、野口雨情の童謡『黄金虫(こがねむし)』に唱われている「金蔵」のモチーフになったのではないかと僕は考えていたりもする(*)。

外国産のクワガタには、その名も【ニジイロクワガタ】というのがいる。アカガネサルハムシやヤマトタマムシのような虹色の輝きを持つクワガタで人気が高い。
国内にも標準和名に「虹」が入った昆虫がいることはいる。【ニジゴミムシダマシ】や【ナガニジゴミムシダマシ】など。黒い体の表面が、シャボン玉のように虹色に輝いて見えることから「虹」の名前がつけられたのだろうが……美しさの点ではアカガネサルハムシやタマムシの方が勝っていると思う。

甲虫類以外では【ツマアカセイボウ】というハチが【虹色蜂】と呼びたい色をしている。

セイボウの仲間は青や緑のメタリックな輝きを放つものが多く、「セイボウ」は漢字で書くと「青蜂」。
だから虹色のツマアカセイボウは──「虹(レインボー)」と「セイボウ(青蜂)」の「蜂(ボウ)」をかけて【レインボウ(蜂)】などと呼びたくなる。

「虹」はどうして虫偏なのか?

「虹色」の名をつけたくなる昆虫のことを考えていて、ふと思った。
《【虹】は、なぜ虫偏(むしへん)なのだろう?》
検索してみると、いろいろ解説してあるサイトがヒットした。

【虹-トクする日本語-NHK アナウンスルーム】
http://www.nhk.or.jp/kininaru-blog/93277.html
には、こんな記述がある↓

古代中国では「虹」を“天に住む大蛇や竜”と考えていたようです。漢字の「虹」も、「虫」偏は【蛇】の形を描いたもの。それに【貫く・横たわる】という「工」がついたのが「虹」という字です。これで【天空を貫く大蛇】を表しているのですね。

【虹】の偏(へん)に使われている「虫」は昆虫のことではなく「ヘビ」のことで、旁(つくり)の「工」には「貫く・横たわる」という意味があるというのだが……正直なところ、これが【虹】の由来だと言われても、なんだかピンとこない。
そこでもう少し納得できるハナシを考えてみた。以下は個人的な「なぞかけ」的解釈ということで──。

昔の人も虹を見て、その幻想的な美しさに魅かれたことだろう。「あんな色彩を人工的に作れないものか」と考える職人だっていたのではないか。虹色の陶器や虹色の衣装にあこがれ、それを作るためにたくみの技術を駆使した試行錯誤が繰り返された……しかし、けっきょく当時の人の技術では虹の輝きを作り出すことはできなかった……。
人が作り出せなかった虹の輝きを、タマムシなどの虫たちが再現している事を昔の人も知っていたので、この漢字が作られた。
「虹」の輝きは「虫」の「工(たくみ/巧みなわざ)」によって成し得る──これが【虹】のゆえんである。


※あくまでもこれは個人的な解釈・頭の体操。